近年女性の習い事No1に選ばれるほどヨガの人気はいまだに健在です。しかしコロナの影響で生徒様の減少はどこのスタジオでも否めないのが現状なのではないでしょうか。
コロナだからスタジオに通うのを辞めるではなく、健康維持の為、心の健康の為に安全に効果的にヨガを行える環境で継続することが大切ですね。専門の知識を持ったインストラクターのもとでレッスンに参加することは自己流で行うのとは体や心に働きかける効果も断然違ってきます。何よりもヨガはポーズを取るだけでなく、呼吸法や哲学的思想も含めて様々な方法があり、たくさんの効果をもたらしてくれます。
さて、ヨガが身体に良いことはもうご存じかと思いますが、実際何がどう体に良いのか、、、
今回はポーズ「アーサナ(ASANA)」について少しお話を。。。
インスタなどの投稿で映えるポーズをアップしている素敵なインストラクターさんをたくさん拝見いたします。自分も素敵なスタイルやポーズを取りたい!と思うような美しさですよね✨
しかし、本来のヨガのポーズ(アーサナ)は美しいポーズをとるためにあるものではないのです。美しいポーズをとるのはバレエやダンス、舞踊などですよね。ヨガのポーズは魅せるものではなく、人に見せるものでもありません。
では、何の為のポーズなのか??
最近ではヨガの哲学を学ぶのによく取り扱われる代表的なヨガの経典「ヨーガ・スートラ」にこう書かれています。
「アーサナ(坐法)は快適で安定したものでなければならない」
これは「長時間座っていてもブレない体の強靭さ、柔軟さがなければ瞑想を行い悟りをひらくことはできないよ。そのために心身の毒素をアーサナで取り除き安定して快適さを持った姿勢、瞑想的な心身を作りあげるのがアーサナの目的だよ」という教えなのです。
インテグラル・ヨーガ パタンジャリのヨーガ・スートラ 新版
ちなみに私はこちらの本を使ってRYT200の養成講座を行っていました。新版が発行され旧版より解説が少し易しくなっています。
そのために日々の修行の中でアーサナを行い心身の毒素を取り除き強く清らかな純粋な心身、柔軟さを養っているんですね。引き締まった健康な肉体、美しいスタイル、心の癒しやリラックスはその過程に起こる副産物のような物でヨガの最終的な目的地ではないのです😲❕
かと言って私たちはヨガ行者を目指しているわけではなく今の令和の時代を生きているので、必ずしも瞑想や悟りが目的でなければいけないわけではありません。
ただ、見た目の美しさに執着してしまったり、ヨガをやっている事に満足して本来の目的を見失わないように、アーサナに向き合ってもらえらたらポーズを取っている時のココロの穏やかさや脳の思考の静けさを味わって頂けるのではないかと思います。
それができてはじめて次のステップへと進んで行けます。
心の欲や執着を手放すことはヨガの大きな課題でもあります。今の時代に必要な心の断捨離に繋がりますね☆彡
ヨガの哲学を学ぶとココロを把握する手掛かりが見つかります。
ヨガの経典を手に取り学んでみるのもコロナ禍の過ごし方として良いかもしれませんね。
皆様の一日が心穏やかで幸せでありますように。。。
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